首を掴んで近づく訪問者、小学3年生の女の子、血で書かれた謎の霊符、さてどうしたものか?というより何故❓
とりあえず小学3年生くらいの女の子は船長との話では、突然の出来事で驚いたものの特に悪意を感じられる様子はなかったのは一緒
でしたが、問題の首を掴む亡霊らしき訪問者は謎…、また寝てたらくるだろうという事で消灯して2人布団に入って寝る。
部屋は10畳くらいで、ど真ん中に2人布団をひいても周りのスペースは充分あるので、何か気配を感じればわかりやすい部屋でした。
ほのかに部屋内に照らす月はまだまだ余裕がある。波の音がすぐに、ヒーリングの効果を誘ってくれるように、私も船長もとりあえず眠りについた。
暫くすると案の定異変が起きた。
ザッ ザッ ザッという砂浜を踏み歩く音に目が覚めた私は時計に目を向けると、針は2時前をさしていた。
印を組んで様子を見ていると、砂浜を踏み歩く足音が突然止まった。薄らと目を開けていた私は閉めていた縁側のカーテンに目を向けると
人影が映っていた。
(さすがにドキドキした瞬間でしたが後で船長に聞くと実は船長も気がついていて同じく様子を見ていたと言う)
さあどうするか…、波動を合わせて話してみるか思案中に、空気が重たくなった、同時に誰もいないはずの二階から、
トン・トン・トン・トンと、ややゆっくり階段を降りる足音が聞こえてきた、タ・タ・タ・タ・タとローカを早く歩く足音が何度か聞こえたと思うと次はまたトン・トン・トン・トン・トンと階段を上がって行く音が聞こえた。
その足音に気がついたのかどうかわからないけれども、ザッ、ザッ、ザッ、ザッとカーテン越しに見えた人影は無くなっていました。
その後も少女が何度も階段を上がったり降りたり、ローカを小走りする足音は午前3時過ぎまで続きましたが、特に怖さは無く、その後は睡魔に誘われてぐっすり眠れました。
そして夜が明け、あれからの事を船長に話をしようとすると、船長から件の外からの訪問者は足音とカーテン越しの人影までのお披露目だったなと、二階から少女が何度も階段を上がったり降りたりローカを歩く足音も同じく船長も知っていた様子でした。
今日10時からの神事が始まる前にAさんに夜中の出来事について多分知ってるはずと確信した私と船長は詳しく話をして少女の事を聞いてみようかとなり、
時間になると神社の社務所に向かいました。
そして、この夜中の出来事の驚愕(本当に驚愕の理由だった)の理由がわかりました。
続きは④でこの話は終わらせていただきます、すみません。